人と自然が繋がる
新しい木造建築 CLT

CLT 建築の特徴

CLT は高強度なコンクリートパネルに比べ、4 分の 1 程度の重量になるため、建物自体が軽量となり地震力の軽減につながります。本材はコンクリートに比べ 10 倍、鉄と比べ 400 倍以上の高い断熱性能を持っています。さらに、大きな面材で部材点数が少なく、現場での施工がスピーディー、工場でパネルの製造と加工がされるため現場での遮音も廃棄物も少なくなります。木材は製造時のエネルギー量が少なく、CO2 の発生量を抑え、発生する CO2 は新たに成長する木材が吸収し、環境にやさしい建材と言えます。

  • CLT日本家屋の伝統的なデザインを|新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    日本家屋の伝統的なデザインを

    四季の表情が豊かな日本では、厳しくなるその気候風土から家を守る為の知識として、深い軒の出が古くから採用されてきました。計量さと強度を持つ CLT は、この深い軒の出をつくるのに適した建材です。
    洗練された現代建築にも、寺社仏閣や町屋のような日本の伝統的な面影を残すことが可能です。

  • CLT木の魅力を活かした建材|新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    木の魅力を活かした建材

    人の心に安らぎを与えてくれる木の風合いや香りは、様々な建築で積極的に用いられてきました。
    現代では、鉄やコンクリートなど構造体の表面に据えられる場合がほとんどですが、CLT 建築は構造体であり仕上げ材でもあります。
    木の質感と重圧感という、二面性が楽しめるのも特徴です。

  • 地球環境にやさしいCLT|新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    地球環境にやさしい CLT

    成長しきった木は CO2 の吸収量が減るため、再生可能な範囲で森林資源を使用する事は、現代社会を取り巻く様々な環境問題の解決を後押しします。
    CLT はこれまでの工法と比べて 4 倍以上の国産材を使用するので健全な森林の造成・育成という観点でも社会貢献度の高い建材といえます。

  • CLT日本の風土に合った建材|新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    日本の風土に合った建材

    高温多湿の日本では築 1000 年の木造建築が現存しているように、木は適切に使うことで高い耐久性を発揮してくれる素材です。
    これほど技術が発展した今日でも国内では大半の住宅が木造で、日本の気候や風土との相性の良さはすでに多くの事例によって実証されています。

  • CLT居心地の良い自然素材|新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    居心地の良い自然素材

    調湿性を持ち、室内環境を整えてくれる木は天然の機能素材。鉄やコンクリートに比べて自然なぬくもりがあり、湿度や温度を適度に保てるので心地よさを損ないません。
    有害なホルムアルデヒドの放出量はゼロ。人はもちろん、ペットの犬や猫などの体にも優しい建材として評価されています。

  • CLTは軽量なのに強度がある|新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    CLT は軽量なのに強度がある

    木材の比重は約 0.3 ~ 0.8 とされていて、コンクリートの 2.3 や鉄の 7.8 という数字と比較すると、極めて軽い素材です。
    この軽さは木材の大きなアドバンテージのひとつです。これにより、中規模建築では地盤補強の負担が軽減でき、大規模建築でも床板、耐力壁などに CLT が採用されるケースが年々増えています。

  • 地震に強いCLT建築|新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    地震に強い CLT 建築

    剛性の高い CLT は耐震性に優れた素材としても知られています。
    震度 6 強の地震を想定した実体振動台実験というテストでは、他工法では 1 階の高さで 12cm 程度の変形や歪みが生じるなど使用不可能なレベルまで大破したのに対し、CLT 建築は同じ条件で 3cm 程度の変形に止まり、地震後も使用可能という結果が出ています。

  • CLT建築は耐火性も抜群||新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    CLT 建築は耐火性も抜群

    木は燃えやすいため、木造建築は火災に弱いという先入観が持たれがちですが、実はそうではありません。木は燃えると表面が炭化し耐火皮膜となるため、燃え進むスピードが遅くなります。CLT 建築でも燃えしろを構造計算に入れて設計することが可能です。
    実際に CLT を使用した建物では 30 分が経過しても倒壊せずに保たれていたという記録が残っています。

  • CLT建築は木材だから高い断熱性能|新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    木材だから高い断熱性能

    夏の暑さと冬の寒さが厳しい日本では断熱性が大きな鍵です。
    木の熱伝導率はコンクリートの 1/10、鉄の 1/350 とされていて、木材を使った CLT 建築も当然高い断熱性能を秘めています。
    例えば 12cm の CLT 壁の片側が燃えているときでもその反対側は素手で触れられるくらいと聞けばイメージしやすいでしょう。

  • CLTは仕上げ不要だから早い建築工期|新築・リフォーム・修繕|株式会社伊豆急ハウジング
    仕上げ不要だから早い建築工期

    建築に使われる CLT はすべて工場で加工されてから現場へと搬入されます。寸法精度が高いため建て方で歪み調整の手間がかからず、現場作業がスムーズです。特に大規模建築では他の工法に比べて、大きな建築工期の差が生まれます。
    仕上げの不要な天然木というのも、工期短縮の上では大きなポイントです。